ネガティブな感情をノートに書くときは、「1回だけ書く」に注意する
「最近イライラしやすい」
「気持ちがズーンと重くなることが多い」
「自分ダメだなぁ」とよく思う
こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
私もネガティブな感情になることが多く、「苦しい」「しんどい」時間を過ごすことが多かったです。
この状況を抜け出したくて、本を読んだり、インスタグラムを見たりしていると、書くことは、脳にもココロにも良いことが分かりました。
ノートや手帳に書くことを始めて、切り替えも早くなり、以前よりも過ごしやすくなりました。
ノートに書いて、嫌な気持ちは少し楽になるのですが、「何か違うなぁ」と自分の中で引っかかっていたんです。
ある日読書をしていると、「ネガティブな感情」を書く時のポイントを発見しました。
「ネガティブな感情」を書く時のポイントは、「ネガティブな感情は、1つのことにつき、1回だけ書くこと」です。
何度も何度も、同じことについてネガティブな感情を書き続けてしまうと、ネガティブな方向に引き寄せられてしまいます。
今回は、ネガティブな感情の書き方をお伝えします。
「ネガティブな感情」をスッと手放したい方や、ネガティブ思考からポジティブ思考に切り替えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネガティブな感情を書き出す時は、「1回だけ書く」
「自分を変えるノート術」(※1)では、次のような内容が書かれています。
- 1回だけ書いて忘れることは、とても有効
- ネガティブなことは繰り返し書くと無意識に刷り込まれてしまうので、書くのは1回きり。
私は、ネガティブな感情は書かない方がいいのかなとも感じた時期がありました。
ノートの中身は、誰にも見られないと分かっていても、ネガティブな感情を書くことが、悪いことのように感じていたのです。
このネガティブな感情を1回だけ書くことが有効なことを知り、「感じたまま」「頭の中に浮かんだこと」を素直に書くことを大切にしています。
ネガティブな感情をポジティブに変換する
ネガティブな感情について書きだしたら、次はポジティブな内容を書いてあげましょう!
ネガティブな感情は1度だけ書く。そしてその後に、ポジティブなことを書いてあげる。
そうすることで、良いことに意識が向きやすくなり、切り替えも早くなります。
この「ネガティブ→ポジティブ」の考え方が身につくことで、自分の中の対話もポジティブなものになってきます。
自分との対話をポジティブなものにすることも、心地良い毎日を送るためにとても大切なことです。
「どうすれば」今の状況がよくなるのか考えてみる
ネガティブな感情を1度書いた後にやってほしいことが、もう一つあります。
それは、「どうすれば」今の状況が良くなるのか考え、書くこと。
「どうすれば」に意識を向けると、より良い方向に意識を向けることができます。
「どうすれば」自分は、気持ちが楽になるのか考えてみましょう!
「相手を変える」「過去」など自分ではどうにもできないことなら、「しょうがないか!」「まぁいっか!」と切り替えることも大切です。
私はこの「まぁいっか!」と考えることでだいぶ気持ちが救われています。
まとめ
今回は、ネガティブな感情を書きだすときに気をつけるポイントをお伝えしました。
「苦しい」「しんどい」といった感情を少しでも早く手放してあげましょう。
書いていくと、自分のことを客観的に見ることができるため、自分の中で新たな気づきがあることも多いです。
「ネガティブな感情は、1つのことにつき、1度だけ書く。」
ぜひ書いてみてくださいね。
「自分を変えるノート術」
著:安田 修
参考:
※1 安田 修:「自分を変えるノート術」,明日香出版社,2022年1月31日,25ページ